国際 中国製ロボットを悪用か 法律の盲点も浮上

ドイツで人型ロボットが少女にわいせつ行為

2026/10/15
更新: 2026/10/15

ロボットが痴漢をする時代になったのか。

ドイツで、人型ロボットが16歳の少女にわいせつな行為をしたとして、警察が捜査に乗り出した。しかも、その様子を持ち主らがネットで生配信していた疑いがある。

事件が起きたのは10月10日深夜、ドイツ西部ケルンの繁華街。友人と飲食店の前にいた16歳の少女に、身長約120センチの人型ロボットが背後から近づき、尻を触ったうえ、わいせつな動作を繰り返したという。少女は悲鳴を上げ、警察に通報した。

ロボットは映画『アイアンマン』を思わせる姿で、中国のロボットメーカー『宇樹科技(Unitree)』の製品とみられている。

警察は近くにいた16歳の持ち主と19歳の同行者を特定し、ロボットとスマートフォンを押収した。

持ち主の少年はSNSで「通行人を避けようとして偶然ぶつかった」と釈明。しかし、ネット上の動画には、接触後もロボットがわいせつな動作を続ける様子が映っているという。さらに、この少年は以前からロボットを使って通行人に嫌がらせをし、その反応をネット配信していたと報じられている。

今回、もう一つの問題が浮上した。

ドイツの法律では、性的嫌がらせに関する規定が人と人との直接的な身体接触を前提としているため、ロボットを介した行為に適用できるかが争点となっている。

警察は現在、性的な意図を伴う侮辱行為や無断での映像公開などの疑いで捜査を進めるとともに、ロボットが遠隔操作されていたのか、事前に動作を設定されていたのかなどを調べている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!