中国共産党トップの習近平は23日夜、米首都ワシントンに到着し、3日間の国賓訪問を開始した。
目撃者がソーシャルメディアに投稿した現場映像によると、同日午後から夜にかけて、習近平が滞在するホテル周辺やホテルへ向かう沿道には大勢の抗議者が集まり、反共産党や民主化を訴えるスローガンや横断幕を掲げた。「共産党は退陣せよ」「習近平は退陣せよ」といったシュプレヒコールが相次いだ。
習近平が今回の訪問で宿泊するのは、ウォルドルフ・アストリア・ホテル(Waldorf Astoria Hotel)である。現場では、中国側代表団が宿泊するホテル周辺の警備が強化されていた。
ホテル周辺には高い黒色のフェンスが設置され、出入りする人や車両には安全検査が行われたほか、武装した警察官も配置された。周辺の道路では通行規制も実施された。
警察は、抗議者と習近平の訪米を歓迎する人々をそれぞれ別の区域に分け、衝突を防ぐ措置を取った。
目撃者によると、過去の習近平訪米時と比べ、今回、習近平を歓迎するために動員された中国人の数は明らかに少なかったという。これについて、米政府が最近、中国共産党の代理人を取り締まる措置を強化していることとの関連を指摘する見方も出ている。
これに対し、抗議者側は大きな声を上げ、「共産党は退陣せよ」「習近平は退陣せよ」と繰り返し叫んだ。
現場を目撃した人物はソーシャルメディアへの投稿で、「一部の抗議者は憤りを抑えきれず、習近平の歓迎に集まった人々に対し、『独裁者のために加勢する行為は非常に恥ずべきことだ』と訴えていた」と伝えた。
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