米国 今週にもベネズエラ制裁を緩和へ 原油輸出を後押し

2026/01/14
更新: 2026/01/14

ベネズエラ情勢の今後の動きについて、ベッセント財務長官は、アメリカが今週中にもベネズエラに対する追加制裁を解除する可能性があると明らかにした。トランプ米大統領も11日、両国の指導部は「うまく協力しており、進展は順調だ」と述べた。

トランプ氏は「ベネズエラの状況はかなり順調に進んでいる。我々は指導部とうまく連携しており、今後の展開を見守っている」と語った。また、「ベネズエラ大統領から、5000万バレルの原油を引き取れないかと打診があり、問題ないと答えた。この取引は42億ドル規模で、すでにアメリカに向けて輸送中だ」とも明らかにした。

さらにトランプ氏は、エクソンモービルによるベネズエラへの投資を阻止する可能性があるとも述べた。

先週、トランプ氏はホワイトハウスにアメリカの石油企業20社を招き、ベネズエラの石油開発への投資について協議した。会合では、エクソンモービルの最高経営責任者(CEO)ダレン・ウッズ氏が「ベネズエラは投資環境を整えるため、法制度の見直しが必要だ」と指摘したという。

ベッセント氏は、最短で今週中にもベネズエラに対する追加制裁を解除する可能性があると明らかにし、制裁解除の主な目的はベネズエラの原油輸出を促進し、資金をベネズエラ国内に戻す仕組みを整えるとともに、国際的な資本や金融機関が同国市場に復帰する道を開くことにあると説明した。

市場関係者は、アメリカが金融取引に関する制限を緩和すれば、ベネズエラの債務再編や資金の流れに直接的な影響を与えるとの見方を示している。