ロサンゼルス・ドジャースが、ミルウォーキー・ブルワーズを4連勝で下し、2年連続のワールドシリーズ進出を決めた。決定戦となった第4戦(10月17日=日本時間18日、ドジャースタジアム)では、大谷翔平が「1番・投手兼DH」として出場し、大谷は10奪三振3本塁打という異次元の投打で歴史的な活躍を見せた。
1回の第1打席で左腕キンタナから右翼上段へ先頭打者ホームランを放ち、MLBにおいてポストシーズン初の「先発投手による先頭打者本塁打」を記録した。
4回裏には469フィート(約143メートル)の特大ソロを放ち、ブルワーズの戦意を大いに挫くと、7回にもスタンドに3本目のホームランを叩き込んだ。この日の大谷は計3本のソロホームランで3打点を挙げ、日本人初のポストシーズン通算5本目だ。
投げては、10奪三振・無失点と完璧な内容で今ポストシーズン2勝目を挙げた。初回からブルワーズ打線に一度も流れを渡さなかった。
9回は佐々木朗希が先頭打者に安打を打たれたが後続の打者3人を断ち、ドジャースのワールドシリーズへの道を決めた。
ドジャースは、ア・リーグ覇者とのワールドシリーズで1990年代以来の連覇を目指す。大谷の二刀流の快進撃が、再び野球界に新たな歴史を刻もうとしている。
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