厚生労働省によれば、11日から17日の1週間に全国約3千の医療機関から報告された新型コロナウイルス感染者数は 2万2288人 だった。
都道府県別では、1医療機関あたりの感染者数が最も多かったのは 宮崎県の14.74人 で、次いで 鹿児島県12.63人、埼玉県11.52人 と続き、南九州や関東の一部で感染が比較的高い水準にあることが分かった。
一方、国立健康危機管理研究機構(JIHS)が7月に実施した検体分析では、オミクロン株から派生した新たな変異株 「ニンバス(NB.1.8.1)」 とその系統が増加傾向にあり、全体の 8割以上 を占めていることが明らかになった。
このニンバス株は、強いのどの痛みを特徴とし、症状を「カミソリを飲み込んだほどの痛み」と形容する人もいる。しかし厚生労働省によれば、現在のところ 重症化リスクは高くない と説明している。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。