トランプ大統領は12日、ホワイトハウスで記者団に対し、日本からの自動車輸入の規模について「あまりに大き過ぎる。しかし、日本はアメリカの自動車を受け入れない」と述べ、日米間の自動車貿易に不満を示した。

トランプ大統領は、「日本は我々の自動車を受け入れてくれない。素晴らしい車を作っているのにもかかわらず」と語った。

トランプ政権は4月2日、アメリカの輸入品に高い関税を課している国などに同様の関税を課す「相互関税」を導入するほか、輸入車への25％関税も検討している。

トランプ氏は以前から、アメリカから日本への自動車の輸出が低いことを批判し、またアメリカ車が日本市場でのシェアを拡大できないことを問題視している。

日本はアメリカにとって自動車や自動車部品の輸出先であるとともに、日本の自動車メーカーはアメリカ市場にも大きく進出している。