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フジテレビ 社長・会長が辞任 中居正広氏トラブルで責任を表明

2025/01/28
更新: 2025/01/28

フジテレビは27日、中居正広氏に関する週刊誌報道を受けて、港浩一社長と嘉納修治会長が辞任することを発表した。同日午後に開かれた記者会見で、両氏は問題の経緯と責任について説明した。

会社側によると、本件は2023年6月に最初に認識された。記者会見では、社内での対応経過と問題の詳細について説明がなされた。両氏は、人権意識の不足を認め、関係者に対して謝罪の意を示した。

フジテレビは、今後第三者委員会を設置し、事態の詳細な調査を行う方針を明らかにした。また、28日付で清水賢治専務が新社長に就任することも併せて発表された。

新社長に就任する清水氏は1983年慶應義塾大学法学部卒業後、フジテレビ入社後、「Dr.スランプ アラレちゃん」「ドラゴンボール」「ちびまる子ちゃん」など多数の大ヒットアニメをヒットさせた立役者。

なお、フジテレビの日枝久相談役には今回の問題について報告されていなかったことも明らかになった。

この事態により、少なくとも75社の複数の広告主がCMの自粛や差し替えを検討するなど、フジテレビは深刻な事態に直面している。今後、放送局としての信頼回復に向けた取り組みが注目される。

大紀元日本の記者。東京を拠点に活動。主に社会面を担当。その他、政治・経済等幅広く執筆。