[東京 7日 ロイター] – 国土交通省航空局幹部は7日、日本航空(JAL)と海上保安庁の航空機同士の衝突事故で閉鎖中のC滑走路が8日午前0時から運用を再開し、離発着処理容量は北風時、南風時ともに事故発生前の水準に回復すると明らかにした。
国交省は5日の時点で、運用再開後の離発着の処理能力について、北風の際は事故発生前と同水準に戻るが、着陸時の進入角を指示する設備が今回の事故で故障したため、南風の際は本来の都心上空を通過するルートが使えず、離発着の処理量が事故発生前の9割にとどまるとしていた。
7日にJAL機が撤去されたことで電波状況が正常であることが確認され、南風時については悪天候時に都心上空ルートで使う計器着陸装置の正常な動作が確認できたため、天候に関わらず運用することで事故発生前の水準に戻す。
羽田空港では、2日の事故発生後から7日午後4時現在まで累計で1453便が欠航した。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。