岸田首相は25日の衆院本会議で、憲法改正は先送りできない重要な課題であり、国会において「積極的な議論が行われることを心から期待」すると述べた。さらに、「自民党総裁として、総裁任期中に憲法改正を実施したい」と強調した。
首相は、「国会発議に向けた手続きを進めるためにも、国会においてこれまで以上に積極的な議論が行われることを心から期待する」と述べた。自民党総裁としては「党内の議論を活発化させるなど、憲法改正の課題に責任を持って取り組む」と決意を示した。
23日に召集された臨時国会での所信表明演説でも憲法改正に言及。憲法は「あるべき国の形を示す」国家の基本法であるとし、衆参両院の憲法審査会で活発な議論が行われていることに前向きな姿勢を示した。
改憲勢力の日本維新の会や国民民主党を念頭に、「具体的な改憲案を示し、建設的な議論を呼びかけていることに敬意を表する」と述べた。
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