[エルサレム/ガザ 8日 ロイター] – イスラエルは8日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスから7日に受けた大規模攻撃の報復として、ガザを攻撃した。空爆により団地やトンネル、モスク、ハマス幹部の住居などが被害を受け、子ども20人を含む400人以上が死亡した。
ハマスの前日の攻撃では700人のイスラエル人が死亡しており、双方の死者は1100人を超えた。ハマスはまた、数十人を人質にした。
イスラエルのガラント国防相は、死者が出たほか人質が拘束された町オファキムで、「ガザ地区が払う代償は何世代にもわたって現実を変える非常に重いものになるだろう」と語った。
世界中から自制を求める声が上がったが、西側諸国はおおむねイスラエル側を支持。一方、イランや同国などが支援するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどはハマスを称賛した。
イスラエル南部では8日もハマスの武装集団とイスラエル治安部隊の衝突が続いた。
イスラエルは犠牲者について公式な数を発表していないが、国内メディアによると少なくとも700人が死亡し、子どもも含まれているという。
CNNは米国の内部メモを引用して、少なくとも3人の米国人がハマスの武装集団に殺害されたと報じた。
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