ジャニーズ事務所が2日に行った記者会見について、ジャニーズ性加害問題当事者の会「JSAVA」の平本淳也氏からコメントが発表された。平本氏は、井ノ原氏が被害者への誹謗中傷を止めるよう発言したことを評価し、二次被害に苦しむ被害者の気持ちに寄り添った考えが示されたと感じたと述べた。
創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて、ジャニーズ事務所は組織変更など対応を行なっている。2日の記者会見では、事務所の名前を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」と変更すること、被害者救済と補償後の廃業方針、所属タレントをマネジメントする新会社設立などが発表された。
この会見で発表された事務所の「再出発」について、平本氏は、喜多川氏との「決別」の意志が示された点を高く評価した。また、事務所が社名を変更し、補償の会社として残ることについても「恒久的な働きが約束されていると捉えることができる」と期待を示した。
平本氏は、救済会社としての今後の業務について、被害者それぞれに直接説明が必要とし、すべての被害者が救済されることを望んでいるとした。また、会見内容については、事前に報道されていた情報が多かったため、特に驚くことはなかったという。
コメントは平本氏個人の見解であり、JSAVAとしての公式コメントはまだ発表されていない。
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