[東京 29日 ロイター] – 自民党の茂木敏充幹事長は29日の会見で、ガソリン価格の一定の抑制が必要との認識を示した上で、9月に終了する補助金についてあす30日に党で取りまとめ、政府に報告することを明らかにした。
これまで補助金効果などでリットル168-170円程度で推移してきたガソリン価格が180円を超えている現状を踏まえ「一定の抑制が必要」と述べた。
同じく9月に終了予定の電力料金補助金や賃上げ支援などについては9月に議論する総合経済対策、物価対策第2弾で実行すると語った。茂木幹事長は党本部での講演で、本格的な経済対策の裏付けとなる補正予算案の必要性を指摘していたが、編成時期や必要規模については「分からない」と述べるにとどめた。
(竹本能文)
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