[ブリュッセル 30日 ロイター] – 欧州連合(EU)首脳会議は30日に出す結論文書で、中国への依存度を引き下げる方針を表明する見通し。また、「デリスク(リスク低減)」と気候変動などの分野での関与のバランスをどのように取るべきかを議論する。
2日間の会議の草案は中国に対し、ウクライナ侵攻の停止をロシアに迫るよう促し、台湾海峡の緊張の高まりに懸念も示している。同時に、世界的な課題に対応するためには安定的な関係が共通の利益になると強調する。
さらに、EUは供給網などにおける重大な依存状態と脆弱性を減らし、必要な分野でリスクを低減し、多角化を図るとした。
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