15日午前11時半頃、岸田首相の演説中に爆発物が投げ込まれた事件について、地元住民は取材に応じ、「バーン」という大きな音とともに白煙が立ち上ったと立ち上ったと述べた。さらに、犯人は地元の街の住民ではないとの見方を示した。現場は今も封鎖され、検証が行われている。
事件現場付近で理容店を経営する住民は、エポックタイムズの取材に対し「どちらかというと、ドーンという響く音ではなく、バーンという音。大きな感じの音」を聞いたと述べた。「なんなん?というびっくりした感じ。なんの音?という感じ」で、聞いたことのない音だったという。
「響く音ではない。衝撃波はなかった。銃なのか爆発なのかはわからなかった」と語った。
「振り返ると、白い煙が立ち上がっていた。ここから見る限りだと、家一軒分の屋根の高さまで」だったという。「(煙が)充満しているというよりは、その箇所だけだった」とし、煙は広がっていなかったと述べた。
近隣の住民は皆、岸田首相の演説を聞きに行っていたという。
爆発後、演説の場所から人が捌けて行った。「(当時いた場所まで)悲鳴などは聞こえなかった」と住民は語った。
爆発音が聞こえると、すぐに応援のパトカーが走ってきたという。
「すぐでした。すぐにパトカーの音が鳴って、ほんとすぐでした」「総理が乗せられて、避難したのか、一気に何台か街から出ていくのが見えた。音が聞こえてきてから1分もかかってないのかな」。
現在、自宅前が封鎖され、現場には近づけない状況とのこと。現場は物々しい雰囲気で、大勢の捜査関係者が現場検証を行なっているという。
「僕の聞いている話では、その取り押さえられた人はどうも街の方ではない。ここの街では大体皆さん顔見知りが多いので」と住民は語った。
そして事件による街への影響を懸念した。「不評というか、この街にそういう風なイメージを持たれたくないというのは一番強いですね」。
住民は最後に「このことをみんなに伝えてほしい。街の人間ではないっていうことを」と締め括った。
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