米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、発火する恐れがあるとして、大型倉庫店コストコで販売されたソーラーパラソル約40万本の回収を呼びかけている。
回収対象となっているのは「ソーラーLEDマーケットアンブレラズ」。CPSCはパラソルの太陽電池に使われているリチウムイオン電池が過熱し、火災や火傷の危険性があるとしている。6件の事故が報告されており、うち一人が煙を吸い込み病院に搬送されている。
CPSCによると、パラソルは中国で製造され、カリフォルニア州の会社が輸入。2020年12月から2022年5月にかけて、米国とカナダのコストコ店舗で販売されていた。
CPSCは、消費者に製品の使用を直ちに中止し、リチウムイオン電池を内蔵するソーラーパネル・パックをパラソルから取り外すよう呼びかけている。
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