米国務省の北朝鮮担当特別代表が来週訪韓、ミサイル発射巡り協議

2022/04/15
更新: 2022/04/15

[ソウル 15日 ロイター] – 米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表が来週、韓国を訪問し、北朝鮮による最近の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に対する国際的な対応について、韓国側の当局者と協議する。米国務省が明らかにした。

発表によると、訪韓は18日から5日間の予定。チョン・パク北朝鮮担当特別副代表も同行する。韓国外務省の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長らと会談するという。

米国務省は訪韓について「朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和を目指す」中で、米韓両国が北朝鮮問題に関して継続的に緊密に協力していくという意思を裏付けるとしている。

北朝鮮は先月、2017年以来初めてICBMの発射実験を実施。米韓当局は、核実験再開に向けた兆候があるとして警戒を強めている。