ニューヨーク市警、地下鉄銃乱射事件の容疑者を逮捕 テロの罪で終身刑の可能性も

2022/04/14
更新: 2022/04/14

米国ニューヨーク市警は13日、地下鉄内で発生した銃乱射事件の容疑者であるフランク・ジェームズ容疑者(62)をマンハッタンのイーストビレッジの路上で逮捕した。

事件発生当時、地下鉄車内で負傷者に手当てをする乗客(大紀元)

事件は12日午前8時26分頃、ニューヨークの地下鉄車両内で発生した。乗客10人が銃撃で重軽傷を負い、少なくとも16人がケガをした。当時は朝の通勤ラッシュの時間帯だった。

警察によると、ジェームズ容疑者は所持していた発煙筒を焚き、発砲して逃走した。事件現場となった地下鉄車両内は一時煙が充満した。警察は銃と弾倉、おの、ガソリンそして花火などを押収した。

容疑者は犯行当時、ガスマスクと作業員服を着用していたという。

ニューヨーク36番街の地下鉄駅で警戒する警察官(Enrico Trigoso/The Epoch Times)

検察当局はジェームズ容疑者を公共交通機関に対するテロ攻撃の罪で起訴した。有罪判決となれば終身刑が言い渡される可能性がある。容疑者は14日に初めて出廷する予定。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
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