[ワシントン 13日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は13日、「ハバナ症候群」と呼ばれる健康被害が何なのか、誰が原因なのかなどについてまだ分かっていないと述べた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は13日、関係者の話として、スイス・ジュネーブとパリの米在外公館に勤務する職員らが「ハバナ症候群」と呼ばれる謎の神経症状を訴え、少なくとも1人が治療のため本国に帰国したと報じた。
ブリンケン国務長官はMSNBCのインタビューで、海外の約200人におよぶ米外交官や職員、その家族らがハバナ症候群に苦しんでおり、連邦政府はハバナ症候群の真相究明に取り組んでいると指摘。ただ「現在までのところ、何が起こったのか、誰に責任があるのかなど正確には分かっていない」とした。
また、ハバナ症候群についてロシアと協議していると明かした。
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