J&J製ワクチン、まれな出血性疾患のリスク 米FDAが追記

2022/01/12
更新: 2022/01/12

[11日 ロイター] – 米食品医薬品局(FDA)は11日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンに関するファクトシート(概要書)を修正し、出血性疾患の免疫性血小板減少症がまれに起きるリスクを追記した。

FDAはJ&J傘下のヤンセン・バイオテックへの書簡で「ヤンセン製コロナワクチン使用後の有害事象の報告は、接種後42日間の免疫性血小板減少症のリスク上昇を示している」と指摘した。

FDAによると、症状としては異常出血や大量出血のほか、あざができやすくなったり、皮下に小さな血斑ができたりするという。

欧州医薬品庁(EMA)も昨年10月、J&J製ワクチンの製品情報に免疫性血小板減少症を副反応として追記するよう勧告している。

Reuters