[東京 18日 ロイター] – 松野博一官房長官は18日午前の記者会見で、米バイデン政権が日本や中国などに石油備蓄放出の検討を要請したとするロイター報道について「報道は承知している」としたうえで、「日米間では日ごろから様々なやり取りをしているが、一つ一つにコメントすることは控える」と述べた。
原油価格高騰を巡っては「国際的なエネルギー市場の動向や日本経済に与える影響を注視しつつ、産油国に対し増産の働きかけを継続し、エネルギー市場の安定化に取り組む」との考えも併せて述べた。
一方、為替相場が円安に振れていることに関しては「足元の為替水準へのコメントは控える」とした。そのうえで、松野長官は「為替の安定は重要で、為替市場の動向は引き続き注視していく」と語った。
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