東欧ポーランドの首都ワルシャワで開催された「第18回ショパン国際ピアノコンクール」で21日、クラシックピアニストの反田恭平さん(27)が日本人として約50年ぶりに2位に入賞した。同じく日本から参加した小林愛実さん(26)は4位に入賞した。
ショパン国際ピアノコンクールの歴史は古く、第1回目は1927年にさかのぼる。その水準の高さから、チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)とエリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)と共に「世界三大コンクール」と称されている。演奏する曲目はショパンの作品に限られており、部門はピアノのみ。5年に一度の開催となっている。
日本人ピアニストが2位に輝いたのは、1970年の内田光子さん以来、実に約半世紀ぶりだ。
(王文亮)
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