中国製の中共ウイルス(新型コロナ)ワクチンの有効性と安全性が疑問視されるなか、エジプトではこのほど、排水溝に1万箱以上の中国製ワクチンが投棄された事件が発生した。また、中国製ワクチン約5千箱が紛失したことも発覚した。
同国メディア「Egypt Today」10日付によると、中部ミニヤ(Minya)県で住民がワクチンを排水溝に投棄した動画がSNS上で拡散され、話題になっているという。
当局の調査によれば、排水溝の周辺には合計1万3412箱の中国国薬集団(シノファーム)製ワクチンが捨てられていた。ワクチンは特定の冷却温度での保管を必要とするため、長期間屋外に置かれたワクチンは使用に適していない状態となっている。
また、調査員が地元保健局の倉庫を調べたところ、4988箱のワクチンが紛失していることが発覚した。
現在、薬剤師や運転手、在庫管理係ら3人が調査を受けているという。
中国製ワクチンの有効性は国際社会でも疑問視されている。
チリ、パキスタン、トルコなどの国々では、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチンを大規模に接種した後も感染者が増えている。
また、一部のアジア諸国の医療スタッフは、ワクチンを2回完全接種した後、欧米製ワクチンを追加接種している。
(翻訳編集・李凌)
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