静岡県熱海市で土石流災害が発生してから4週間経った7月31日、斉藤栄・熱海市長は宿営地を訪れ、撤収する自衛隊に感謝の意を伝えた。また、岸信夫防衛相は「酷暑の中で、全力を尽くした」とコメントした。自衛隊員の活動により、計16人が救助された。
現場では最終日も800人体制で行方不明者の捜索が行われた。撤収にあたり、自衛隊隊員たちは現地で犠牲者の冥福を祈り、黙祷を捧げた。今回の災害により、22人が亡くなった。
同日、熱海市の斉藤栄市長は自衛隊の宿営地を訪れ、「恐怖と不安に襲われた市民は、皆さんの姿に勇気づけられた」と感謝の意を伝えた。
添付の動画は、熱海市長が #第34普通科連隊 (板妻)の隊員に対し、感謝のお言葉を述べている様子です。#自衛隊 #災害派遣 #土石流 #熱海市 pic.twitter.com/gNbNIWjNhj
— 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) July 31, 2021
自衛隊は土石流が発生した7月3日から災害派遣を行い、1日平均300人の自衛隊員が救援活動に当たった。
(蘇文悦)
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