米税関、中国製「つけまつ毛」3000ペア押収

2021/07/12
更新: 2021/07/12

米税関・国境警備局(CBP)の捜査官は6日、中国からルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港に輸入された計3000ペアのつけまつ毛を押収した。

CBP報道官は声明で、押収された4箱のつけまつ毛の届け先は、地元の美容用品店となっていると発表した。

「これらの製品は連邦食品医薬品局(FDA)によって承認されておらず、販売業者や製造業者の表示もなかった」という。

「表示がなければ、つけまつ毛が病気や害虫のある環境で製造されたかどうか、また保管状況が適切かどうかを判断できない」と、同報道官はニューオーリンズの地元紙、ザ・タイムズ-ピカユーン (The Times-Picayune)に語った。

報道は、企業名や個人名について明かさなかったという。

地元テレビ局「WVUE-TV」の報道は、同空港でこれまでもFDAの承認を得ていない、つけまつ毛を頻繁に押収しているが、今回は特に「大量だった」と報じた。

(翻訳編集・李凌)