[バンコク 21日 ロイター] – タイのアヌティン保健相は21日、日本政府が英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンをタイに寄付すると発表した。
24日に合意文書に調印し、7月前後にワクチンが到着する予定という。数量は明らかにしていない。
タイは今月、大規模なワクチン接種を開始。国王の所有する企業が国内で製造するアストラゼネカのワクチンに大きく依存しているが、一部で遅れが生じており、台湾、マレーシア、フィリピンにも影響が出ている。
タイでは、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)のワクチンも利用されており、一部は中国から寄付を受けている。
人口約6600万人のうち、ワクチン接種を完了したのは210万人。
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