米上院司法委員会、不正投票疑惑を調査へ

2020/11/10
更新: 2020/11/10

米上院司法委員会のリンゼー・グラム(Lindsey Graham)委員長は11月7日、同委員会は「2020年の大統領選挙における違法行為に関する信憑性のある申し立てに対して徹底的に調査する」と表明した。ペンシルベニア州エリー市の郵便職員はグラム氏宛ての書簡で、勤務する郵便局が投票の日付を改ざんしたと証言した。

グラム氏は声明の中で、「選挙の完全な合法性を確保するために、すべての不正投票や行為に関する信憑性のある疑惑を調査しなければならない。隠蔽は絶対に許されない」と述べ、郵便局長にも疑惑の調査を依頼すると表明した。

ペンシルベニア州エリー市の郵便職員リチャード・ホプキンス(Richard Hopkins)さんは、宣誓証言の中で、彼の上司を「詐欺」で告発した。

「ペンシルベニア州の法律では、投票用紙は2020年11月3日の選挙日の午後8時までに消印を押さなければならないというのが私の理解だ。しかし、エリー市のロバート・ヴァイセンバッハ(Robert Weisenbach)郵便局長は、私や同僚に『選挙日後に到着した投票用紙をまとめて自分に手渡すように』と指示した」

「『実際は11月4日以降に回収された投票用紙でも、11月3日に回収されたように見せるために、2020年11月3日の消印を押している』というヴァイセンバッハ郵便局長と別の管理者の話を小耳に挟んだ」とホプキンスさんは証言した。

ヴァイセンバッハ郵便局長もバイデン陣営の広報担当者も、FOXニュースのコメント要請にすぐに応じなかった。

郵政公社(the Postal Service)広報のデービッド・パーテンハイマー(David Partenheimer)氏は「当局が最初、この疑惑を知ったのは6日だ。この件は直ちに米国郵便検査サービス局(U.S. Postal Inspection Service )と監察総監室(Office of Inspector General)に報告した。現在調査中である」と述べた。

「郵便投票の急増により、郵政公社は通常よりも選挙ではるかに大きな役割を果たしている」とグラム氏は考えている。

同氏はさらに、「最近の郵便投票がこれだけ多いと、監督が必要になる。選挙の結果はマスコミが決めるのではなく、合法的で正確な投票数で決まる。すべての米国人は、私たちの選挙プロセスが正確に実行されることを望んでいる」

「最終結果が認定されるまでは、ペンシルベニア州当局者はホプキンスさんらの告発を真摯に受け止めるべきだ」と述べた。

(大紀元日本ウェブ編集部)