米ホワイトハウスの陳情サイト「WE the PEOPLE」では、8月11日から「中国共産党を正式にテロ組織に認定するよう」との署名活動が行われている。29日時点で10万人以上の署名が集まったため、米政府は今後陳情内容を検討し、回答を発表する見込みだ。
同サイトの規定では、提出された陳情書に対して、30日以内に10万人以上の署名が集まった際、米政府は請願について、同サイト上で意見表明をしなければならない。
11日、ネットユーザー「P.L.」が同署名活動を立ち上げた。陳情書は、「中国共産党は過去70年間において、歴史の捏造、言論・報道の自由への弾圧、数兆元規模の資金洗浄、強制臓器摘出、『反革命』を口実に国民への殺戮などさまざまな悪行を重ねてきた。近日、香港デモで中国軍の兵士が香港警察を装い、市民に暴行を働いているため、われわれは正式に中国共産党をテロ組織に認定するよう求める」とした。
この請願は大きな反響を呼んだ。25日までに8万7252人が署名した。しかしその後の数日間は、署名人数に変化がなかった。一部のネットユーザーは同サイトがハッキングされたのではないかと指摘したが、28日、署名が再び増え始めた。28日だけで1万人以上の署名が集まった。
(翻訳編集・張哲)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。