[ワシントン 14日 ロイター] – 米民主党のトム・カーパー上院議員は、トランプ米大統領が14日の会合で、インフラ支出の原資を手当てするための連邦ガソリン税および連邦ディーゼル税の引き上げを支持したと述べた。引き上げ幅は1ガロン当たり0.25ドルという。
ガソリン税は1ガロン当たり0.184ドルで1993年から変わっていない。ディーゼル税は1ガロン当たり0.244ドル。
一方、ホワイトハウスはトランプ大統領の支持について認めなかった。
ホワイトハウスの当局者は、トランプ氏がインフラ整備に向け「あらゆることを検討している」と言及。「ガソリン税は賛否両論あるため、大統領はインフラ問題の解決に向けた正しい方法について思慮深い議論を推し進めている」と述べた。
トランプ米大統領は14日、同件に関し「落とし所を見いだすことができると心から信じている」との見方を示した。
議員の一部からは、ガソリン税の引き上げには賛成だが、政治的なリスクがあるため、承認にはトランプ氏の援護が必要との声が出ている。共和党のジョン・バラソ上院議員は引き上げに反対する意向を示した。議員の多くは、引き上げが承認される可能性についてほとんどもしくは全くないと述べている。
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