泣ける!笑う!考える! 「ウミガメ放流体験会&ビーチクリーン」参加者募集中!!

2017/06/09
更新: 2017/06/09

種子島近海は、アジア有数のウミガメ産卵地~
ウミガメは、世界的にも貴重な動物で”絶滅危惧種”に指定されています。
種子島はアジアでも有数のウミガメの産卵地。毎年、約2,000頭の「アカ(アオ)ウミガメ」が上陸してきます。産卵やふ化は、夜間・深夜が多く、その実態は地元でもあまり知られていません。私たちは、2015年から中種子町ウミガメ保護監視員や島民の皆さんと一緒に「子ガメ放流体験会&海岸清掃」を開催しています。

~絶滅の危機に瀕してるウミガメの生息環境を学ぶ~
早朝の海岸、ビーチクリーン(海岸清掃)で爽やかな汗を流し、ウミガメレンジャー(専門家)の方々から、ウミガメの生態や取り巻く環境等を詳しく教えていただきます。最後に、一時的に保護している”赤ちゃんガメの旅立ち”をみんなで見守る「体験型環境教育プログラム」(約90分)です。

 

その後はフリータイム。種子島は360度が広い海、のどかで空気もきれい。島民も風景も穏やか、ゆったりとした島時間が流れています。マリンスポーツ&レジャ、宇宙センター(JAXA)、グルメ、スターウォッチング等、お勧めです♪♪。今年の夏休みは、種子島への”島旅”でステキな思い出づくり♪・・・・いかがでしょう。どうぞご家族・ご友人でご検討ください。

~赤ちゃんガメは大海原に向かい泳ぎ出す~
5月~6月頃にお母さんガメが生んだ卵は、約2ケ月後、順次ふ化、砂の中から姿を現します。生まれたばかりの赤ちゃんガメは身長約7cm。深夜、子ガメたちは紫外線(光)に導かれて海面をめざします。子ガメたちは、成長し、広い太平洋を巡って、20~30年後、生まれた故郷の海に帰ってくると云われています。

~島が 砂浜が泣いている みんなでビーチクリーンしよう!~
大陸に近いこともあり、九州・種子島の海岸には、プラスチック類のゴミがいっぱい漂着してきます。発泡スチロールやペットボトル、漁網、タイヤ、スリッパ等々。そのような海岸で深夜、ウミガメの産卵・ふ化が行われているのです。

― ウミガメのお話しを聞き、楽しく海岸清掃、子ガメが海に帰るのを見守ろう♪♪ ―
 

◇ウミガメ放流体験プログラム日程(2017)~海は世界につながっている~
日時: 2017年8月5日(土)AM 7:00 ~ 8:30(予定)
場所: 種子島・長浜海岸  ※現地集合方式(詳細は別途周知)
事前申し込み: 必要(締め切り=7月15日まで)
参加費: 一家族500円(ウミガメの環境普及活動に活用する)
プログラム: 約90分
準備品: 動きやすい服装、靴、タオル、軍手、帽子、飲料(熱中症予防)等
主催: 種子島ウミガメ交流実行委員会
後援: 海の道ネットワーク種子島自然塾、中種子町(予定)
お問い合わせ先(申し込み先): Email:uminomichinet@yahoo.co.jp
※台風等、やむを得えない理由で中止することがあります。