商業用宇宙ステーションの開発や運営を手掛ける米国の宇宙ベンチャー企業兼社長は、最近のTVインタビューで「私は宇宙人の存在を信じており、彼らはすでに地球にやってきている」と明かした。この発言のために「頭がおかしいと思われてもかまわない」と言い張るほど、その存在に自信を示した。
宇宙開発業「ビゲロー・エアロスペース」創業者でラスベガスの不動産王としても知られる創業者ロバート・ビゲロー氏は米CBSテレビのドキュメンタリー番組「60ミニッツ」でのインタビューに答えた。
ビゲロー氏は、UFOが地球にやってきたことを示す証拠は十分にそろっていると認識しているとして、「彼らはすでに地球にいる。ずっといる。ET(宇宙人)はここにいるのだ。この(宇宙人)分野の研究に、私はかなりの額をつぎ込んだ。恐らく私は、米国中の誰よりも宇宙人に関する研究に一番時間とお金をかけているはずだ」とも語っている。
ビゲロー社は、ロケット製造企業と提携し、共同で宇宙居住モジュールを開発しており、2020年に運営開始する計画を立てている。
同氏は、彼の所有する会社が米連邦航空局(FAA)からUFOやその他の超常現象に関する報告を入手しているとも発言し、彼自身「宇宙人との緊密な接触」をしたことがあるとも明かした。ただし、それについて詳しくは話せないとも語った。
同氏の祖父母もラスベガス郊外でUFOに遭遇したことがあり、ビゲロー氏が宇宙人に興味を持つようになったのはそれがきっかけだった。祖父母のUFO体験談はビゲロー氏も覚えている。「UFOはものすごい速さであっというまに彼らの目の前にやってきて、車窓の全ての視界を遮った。それからUFOは直角に曲がって弾丸のように飛び去った」。
『60ミニッツ』の司会者は「宇宙旅行で、何らかの知的生命体に出会える可能性があると思いますか?」との質問に対し、同氏はこう答えた。「わざわざ探しに行く必要はない」「信じなくても構わないが、実は宇宙人はとっくにここにいる。人類の中に紛れている」。
また、司会者が「UFOや宇宙人の存在を信じているなどと公の場で発言して、面倒なことになりませんか?」と尋ねたところ、同氏は「気にしない」と明言した。そのせいで頭がおかしくなったと思われても一向にかまわないとも語った。
(翻訳編集・島津彰浩)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。