オーストラリアで25日から26日にかけて記録的な豪雨が発生し、観光名所の巨大な一枚岩「エアーズロック」から、「滝」が流れる様子が確認された。
エアーズロックは、国立公園ウルル・カタ・ジュダにある。豪雨により周辺道路が水没し、2日間閉鎖された。公園側によると、27日に再開したが、通行には十分注意するよう訪問者に呼びかけている。
公園のマネージャ、マイク・ミッソ氏はABCの取材に答えた。「とても多くの水がある。 300~400mmの雨により、エアーズロックを囲む環状道路は浸水している。(滝は)神秘的な光景だが、通行には非常に危険な道路状況だ」。
オーストラリア気象当局によると、同国東部のこの記録的な豪雨により、日本人1人を含む7人が行方不明となっている。数十もの世帯が避難し、少なくとも25の世帯に浸水被害が出た。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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