米国コロラド拠点のベンチャー企業「Boom」は最近、音速の小型旅客機の開発計画について明らかにした。発表によると、同機は米ニューヨークから英ロンドンまでのフライト時間を3・5時間に半減することができるという。2020年に実用化を目指す。
コンコルドの現代版と称されるこの高速小型旅客機は、40人乗りの小型機で、最高時速が約2320キロでマッハ2.2。現行の飛行機の2.6倍の速さだ。現在、10機を試作している。
ベンチャー企業「Boom」の支援者はヴァージン・グループ創始者のリチャード・ブランソン氏。性能を落としたテスト機「XB-1」が来年末にも飛行する予定だ。チケットは5000ドル(約50万円)と予想されている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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