【大紀元日本11月7日】いまも続いている香港の民主化デモを支持した香港の大御所俳優の黄秋生が早速中国国内で逆風を浴びている。北京市のある映画館は、7日公開予定のその主演映画「潜龍風雲」を上映中止にした。
インターネットでの中国国内ユーザーの写真付き投稿によると、北京市内の映画館「大料国際影城」の告示には、黄秋生を「香港占拠運動の支持者」とし、「香港の安定は外国勢力に破壊されてはならない」との理由で、他の映画館と歩調を合わせて上映を自粛するとあった。
対する黄秋生本人はフェイスブックで、「まったくのでたらめです。私はいつの間に外国勢力にされたのか」と反論した。
中国国内で同映画宣伝ポスターの写真も他の共演者に入れ替えられた。
香港の民主的な選挙制度の実施を支持し、占拠現場の学生ら民主派に対する香港警察の暴力行為を非難するなどした黄秋生ら十数人の香港・台湾の有名芸能人は、中国政府の「ブラックリスト」に編入されたとも報じられていた。
(翻訳編集・叶子)
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