【大紀元日本9月22日】中国新疆ウイグル自治区政府系ニュースサイト「天山網」の22日の発表によると、同自治区バインゴリン・モンゴル自治州ブグル県(輪台県)で21日午後5時(日本時間同6時)ごろ、三カ所でほぼ同時に爆発が起き、2人が死亡した。負傷者数や事件の詳細は明らかにされておらず、「現場の秩序は正常に戻った」としている。民族対立による事件の可能性が高い。
大紀元時報米国本社が入手した現地情報によると、22日は朝から、地元空港に大量の武装警官が配置されている。
同自治区では、少数民族のウイグル族が長年、中国政府の文化・宗教抑圧に抵抗してきた。今年に入ってから、政府機関を狙った爆破・襲撃事件が多発し、最近では市民が事件に巻き込まれるようになり、多数の死傷者を出している。
(翻訳編集・叶子)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。