住宅床下から、巨大古代建築物を発見=トルコ

2014/09/10
更新: 2014/09/10

【大紀元日本9月10日】トルコアナトリア半島の50代の男性が所有する住宅の床下から、敷地面積およそ4000平方メートルのローマ帝国時代のものとされる地下建築物を発見した。

当局の調査隊が検証、発掘を行った結果、いまでは4階建ての建物の8割が姿を現した。

専門家の見解では、ローマ帝国、ビザンティン帝国、セルジューク王朝時代に使われていたものだという。

アナトリア半島の古代文明は非常に発達していて、なかでもカッパドキア地区では、40以上の地下都市、200以上の地下村落と町が発見され、秘密通路や、隠し部屋、寺なども揃っている。

もっとも有名のはデリンクユ地区の地下都市跡。深さ11階の城には600箇所以上の出入口、各種インフラ設備などが整備され、およそ数千人を収容できる。

同半島には、まだ古代文明の謎がたくさん隠されていると思われる。

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(翻訳編集・叶子)