7階から飛び降り自殺 買い物に夢中の恋人と大ケンカの果てに=江蘇

2013/12/10
更新: 2013/12/10

【大紀元日本12月10日】クリスマスが近くなれば中国各地のショッピングセンターはバーゲンを展開し、買い物客で賑わっている。そんななか、ロマンチックな冬のデートを楽しんでいたはずの恋人同士が些細なことでケンカし、果てには彼氏が飛び降り自殺するという事件が起きた。

江蘇省徐州の金鷹国際購物センターで7日夕方、買い物に夢中になる彼女と、それを止めようとする彼氏(Tao Hsiaoさん、38歳)が口論しているのが目撃された。伝えられるところでは、カップルは5時間もそのセンターの中で買い物を続けていたという。

目撃者の話では、口論の際に彼氏は「もう生涯履ききれないほどの靴を持っているのに、そんなに多く買うなんて無意味だ」と叫ぶと、彼女は「ケチだ!クリスマスの楽しみを失った」などと怒鳴っていたという。センターに2人の怒鳴り声が暫く響いた後、男性が建物の7階の吹き抜けから飛び降りた。

華やかなクリスマスの装飾を突き抜け、男性は1階にあるガラスのショーケースに衝突し、地面に叩きつけられ死亡した。報道によると、けが人は出ていないという。

ミニブログQQには、散らばったガラスや装飾品の破片と男性の身体を写した酷い写真が出回った。目撃者が撮影してインターネットにアップしたものと見られている。

(翻訳編集・佐渡 道世)