【大紀元日本9月3日】台湾で台風15号による被害が相次ぎ、北部の基隆市では建物が倒壊したほか、道路で土砂崩れが発生し、巨大な岩石が現場を走行していた車両の目前まで接近、乗っていた2人が軽傷を負うなどした。
米ワシントン・ポスト紙によると、台風の影響が特に強かったのは嘉義市、台南市、高雄市などの西海岸付近の地域とみられており、当局は3600人を避難させたうえ、一部の電車をストップして対応にあたったという。
同国政府の発表では、これまでに少なくとも3人が死亡しており、稲や蘭を含む農作物への被害額は1100万ドル(約10億8000万円)に上っている。
(翻訳編集・森 豪太)