【大紀元日本6月18日】北アイルランドの首都ベルファストで主要8か国首脳会議(G8)が17日に開幕、冒頭はシリア情勢を巡る問題が中心議題となった。
議論の中で欧米諸国は、シリアのアサド大統領への支援停止をロシア側へ要求。しかしロシアのプーチン大統領は、米国オバマ大統領の提出した化学兵器使用の証拠について十分に信用するには値しないとし、議論は平行線のまま終わった。
シリア政権が化学兵器を使用したとの見方を強める米国政府はシリアの反体制派へ支援を行っており、それ以降、この問題を巡るロシアと米国の対立は深まり続けている。
(翻訳編集・森 豪太)