【大紀元日本4月24日】中国国営新華社は23日、中国海軍の宋学・副参謀長の話として、中国は今後、2隻目の空母を建造すると伝えた。1隻目の空母「遼寧」より大型化する予定だという。
宋副参謀長は、中国海軍設立64周年記念行事で発言した。それによると、中国は今後、「海洋権益保全の需要」に合わせ、空母の発展計画を定めるという。「我々は1隻の空母にとどまらない」と副参謀長。また、多くの飛行機を搭載し、戦闘能力を高めるためには、「次はより大きな空母を建造する」と話した。
副参謀長はさらに、「遼寧」向けの艦載機部隊は現在、組織されている最中とし、空母1隻に少なくとも2つの飛行団を配属させると述べた。
「遼寧」の艦載戦闘機「殲15」について、今後「数を徐々に増やしていく」という。
一方、米外交誌フォーリン・ポリシーは3月に、中国は、「殲31」ステルス戦闘機を空母艦載機として使用する意向があると報じた。2015~20年の間に、中国は2、3隻の空母を新たに登場させるだろうとの見方も伝えている。
(翻訳編集・張凛音)
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