【大紀元日本12月25日】李克強副総理はこのほど、中国のGDPは一人芝居のようなもので、発展と社会の安定に不利であると発言をした。
同発言は19日、中央工作経済会議終了後の「経済社会発展および改革調査研究」の座談会で出されたもの。
ほかにも「真の発展を成し遂げるには改革するしかない」「わが国の経済発展は、名実ともに伴った水増しのないものでなければならない」「国民所得を増加させられなければ、GDPがどんなに急ピッチで成長しても、一人芝居に過ぎず、国の発展と社会の安定に不利である」などと述べた。
同副総理はこれまでもこの観点を繰り返してきた。
内部告発サイトのウィキリークスが暴露した米国駐北京大使館の内部公電によれば、2007年3月、当時遼寧省トップだった李克強氏は米国大使との食事会で、「中国のGDPは人為的に操作されたもので、信用できない」「参考として見るしかない」などと話していた。
(翻訳編集・叶子)