【大紀元日本11月1日】中国軍の新型ステルス戦闘機「殲31」が10月31日、初の試験飛行に成功した。これは昨年試験飛行した「殲20」に次ぐ2機目のステルス機。複数のステルス機を同時開発する国は米国以外で初めだ。人民日報傘下の環球時報が報じた。
報道は目撃者情報として、「瀋陽飛行機工業が開発したこの新型ステルス機は午前10時32分に離陸し、飛行場上空を飛行した後、10時42分に着陸した」と伝えた。
瀋陽飛行機工業は中国航空工業集団に所属しており、今回の試験飛行は瀋陽飛行機工業の飛行場(遼寧省瀋陽市)で行われたとみられる。
殲31の用途について、英BBC放送は、殲20との併用や、輸出用、空母艦載機と目される「殲15」の代替機としてなどとの見方を伝えた。
中国航空専門家は環球時報の取材に、2種のステルス機同時開発は、中国の航空戦力強化方針を示しているとコメントした。
(翻訳編集・張凛音)
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