【大紀元日本4月18日】国連安全保障理事会は16日、「衛星の打ち上げ」とする北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に対して、北朝鮮を強く非難する議長声明を全会一致で採択した。発射から3日半での採決は異例の早さ。
北朝鮮の友好国である中国も、ロケットなどの打ち上げを禁止する安保理決議への違反に当たるとして、米欧日などの意見と一致させた。新たな制裁措置が追加されなかったことからも議長声明は「適切」と評した。
写真は15日、首都・平壌で行われた金日成生誕100年を祝う軍事パレードに登場した「テポドン」とみられる約20メートルのミサイル。この2日前に北朝鮮当局は、衛星と称するミサイルの発射に失敗を発表、金正恩新政権の誕生を飾ることはできなかった。
(柏 明俊)
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