【大紀元日本11月10日】中国国家環境保護部の専門家はこのほど、基準を上回る鉛や亜鉛に汚染された耕地は、全国の10%に上ることを明らかにした。南方都市報が7日に報じた。
広州市で開かれた会合に出席した同部専門家の発表によるもので、今年前半に行われた全国土壌汚染調査から、全国の10%の耕地が重金属に汚染されているという結果がでた。
中国での現在の耕地面積は、122万平方キロメートルにわたる。
長期的に重金属を摂取すると、神経系や生殖系、腎臓に悪影響を及ぼす可能性がある。特に子供が影響されやすい。
今年1~8月の期間、11件の重金属汚染事件が起きており、そのうちの9件は鉛による汚染だという。
また、26%の環境保護重点都市および17%の地級市での大気レベルが、国家2級基準を満たしていないと指摘している。
(翻訳編集・高遠)
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