【大紀元日本10月1日】中朝国境地帯で取材活動中に中国公安当局によりスパイ容疑で拘留されていた韓国日刊紙・中央日報の記者と北朝鮮研究者ら6人が先月29日釈放され、30日にソウルに到着した。
韓国政府外交情報筋が同国紙・朝鮮日報に語った情報によると、先月20日、中央日報の記者と北朝鮮研究者ら6人が、中朝国境地帯である豆満江流域の中国側軍事地域で写真撮影をしていたところ、スパイ容疑で中国軍に拘束され、留置所に拘禁されたという。発表は政府公式のものではなかったため、名前は公表されなかった。
同じ外交情報筋によると、中国当局者はこの韓国人記者らが、北朝鮮国境付近のホテルに、取材ビザではなく観光ビザで滞在しているのを知った4日後、摘発したという。
中国公安当局はしばしば、脱北援助や北朝鮮関連の報道が目的で中国に渡った韓国人を取り締まり、拘束したりしている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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