【大紀元日本2月1日】中国人民解放軍機関紙・解放軍報は28日、1面にSLBM(潜水艦発射式弾道ミサイル)を発射できる弾道ミサイル潜水艦「長城200」の演習について記事を掲載した。
新華社通信、人民網などの主要メディアも29日、演習を報道したが、具体的な時間と場所を公表しなかった。
報道によると、「当日発射されたのは、空母を攻撃できる潜水艦発射巡航ミサイルの可能性が高い」という。専門家の見方として、「米軍の空母が黄海に侵入した」ことを想定した訓練である可能性を示唆した。
長城200は1966年に就役し、G級の従来型潜水艦。全長98メートル、幅8.6メートル。1982年に初めて弾道ミサイルの発射に成功したと伝えられていたが、外部に公開されたのは今回が初めて。
新華社通信は26日、中国人民解放軍第二砲兵部隊が核戦争の反撃戦の演習を実施したと伝えた。また、米ゲーツ国防長官が中国訪問中の1月11日、四川省成都市で中国の新型ステルス戦闘機「殲20」のテスト飛行が行われた。軍事兵器が相次ぎ公開されたのは、「中国の軍事力を見せ付けるためだ」と見られている。
(翻訳編集・叶子)
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