【大紀元日本1月20日】韓国国務省のシンクタンクは18日、北朝鮮は国民総所得の3分の1を軍事費に支出し、実際の軍事費は公表した数字の13~15倍であると発表した。ロイターが伝えた。
韓国国務省のシンクタンク国防分析研究員が発表したデータによると、北朝鮮は2009年に軍事費支出が5億7000万ドルであると発表したが、実際はその15倍に当たる87億7000万ドルに達しているという。同年の国民総所得250億ドルの約3分の1を占めている。
報告書は北朝鮮が経済危機にあるにもかかわらず、軍事費支出は増加する一途を辿っており、「限られた資源を軍事力拡張に投じ、国民の利益を度外視している」と指摘した。
(翻訳編集・高遠)
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