【大紀元日本10月8日】北京市の不動産取引管理サイトはこのほど、第3四半期の市内の新築住宅の価格ランキングを発表した。第1位の物件の販売価格は10.79万元/㎡。日本円に換算すると、坪単価はなんと440万円に達する。
また、同ランキングの上位30物件のうち、約7割は第2四半期に比べて値上がりし、最大上げ幅は83%に達した。
一方、販売契約はそれほど好調ではないようだ。第3四半期では、上位30物件の供給数は7765戸であるのに対し、売れたのは352戸、販売契約率はわずか4.2%、第2四半期より26.2%下がった。第1位となった北京飯店に隣接する高級住宅「霞公府」は、第3四半期の販売戸数は2戸に止まった。
市内の不動産関係者は、「高級住宅の開発業者は業界大手が中心であり、イメージ戦略から値下げに踏み切れないが、実際の販売状況はとても芳しくない」と分析し、値下げ幅が大きい物件の販売は比較的順調とも説明した。
(翻訳編集・叶子)
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