【大紀元日本5月28日】25日、北朝鮮の「祖国平和統一委員会」が、韓国との全ての関係を断絶すると談話を発表した。さらに、 26日、南北経済協力事業が行われている開城工業団地の韓国政府職員を追放すると北朝鮮側から通告されたことを「韓国統一省」が明らかにした。
今年3月26日、韓国哨戒艦「「天安(チョンアン)」沈没事件の韓国軍と民間4カ国(米、豪、英、スウェーデン)による合同調査結果が20日に発表され、「北朝鮮製の魚雷による水中爆発」が原因と断定された。以来、南北朝鮮間の緊張は高まっており、24日、韓国は、 北朝鮮との貿易を停止し、北朝鮮の船舶が韓国の水域に入ることを禁止すると発表した矢先のことだった。
北朝鮮当局は、撃沈における北朝鮮側の関与を否定しており、韓国側の「意図的な挑発」として攻め、 また、戦争勃発に向けて韓国は軍を配備しているなどと表明している。
米国側は、韓国の措置を支持しており、米国防衛省は近い将来、韓国と海軍の合同演習を行うと語っている。
(記者・Peter Sedik、翻訳編集・鶴田)