【大紀元日本3月29日】スイスのゼンパハ湖でこのほど、1羽の野生カモからH5N1型鳥インフルエンザウィルスがスイス防疫職員により検出された。スイスではこの2年来初めての検出。
スイス連邦獣医局によれば、このカモはホシハジロというカモで発見された時、発病症状は現れていなかったという。同局がこのカモの体内にある鳥インフルエンザウィルス遺伝子に対し分析を行ったところ、2007年、欧州に現れたウィルスに似ていることを発見した。しかし、スイスの野鳥は鳥インフルエンザウィルスによる広範囲の感染を受けていないうえ、ウィルスが家禽に感染するリスクは低いそうだ。
2006年2月、スイス関連部門はジュネーブ市の湖畔で鳥インフルエンザに感染している野生のカモを発見している。
(翻訳・市村)
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