【大紀元日本11月14日】最近、米海軍の太平洋での演習の際に、中国の潜水艦が演習海域の中心部にいた空母「キティホーク」の付近で急浮上し、米軍を驚かせた。中国当局のこのような行動の目的について、専門家は見解を示した。
報道によると、米国海軍がキティホークなどを投入して、日本の南部と台湾の間の海域で演習を行った際に、中国製の全長49メートルの攻撃用潜水艦1隻が、約10隻の戦艦と2隻の潜水艦による警戒・監視網をくぐりぬけ、空母キティホークの近くで浮上した。約80機の戦闘機と4500人の兵士を乗せた同空母が中国潜水艦の射程圏内に入っていたが、米国はまったく事前に探知できなかった。昨年末にも、同様な事件が発生したとの説がある。
中国製潜水艦がこのような高度な技術を装備できたことを認識しなかった米国海軍が強いショックを受けたもよう。
その後、米国がこの事件への説明を求めたのに対し、中国当局は「偶発的なものに過ぎず」と回答したという。一方、専門家からは、中国当局が自国の軍事技術を国際社会に誇示するとともに、米国を含め関連諸国を警告する狙いもある、などの見解が出されている。
(翻訳/編集・叶子)
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